第2回 「田舎のネズミ」を自任する寺田賢治先生―産学現場に阿(おもね)ない疾走にエール―
4.飄飄にもっと磨きをかけて疾走を!
寺田先生は飄飄とした佇まいのなか,小気味よい決断力と実行力を発揮して画像AI 研究界を疾走中である。「田舎のネズミ」を自ずからに任じて,画像AI研究現場にて周りに吠えつかない紳士を貫いている。いえ,断固としてこれからも磨きをかけてこの紳士ぶりを貫いてほしい。そして,好き嫌いを曲げてまで交わらない,阿(おもね)ることを知らない,人を当てにしない,人づかいが荒くない,そして時には独断専行ぎみ?もあり,そんな佇まいの旗手には,画像AI研究界にて異彩を放っていよい よ輝いていただきたい。そうだ,このような画像AI研究の旗手,寺田先生についていこう!
言わんかな,特にIAIP委員長に選任されたばかりのホットなタイミングに,こんな「エール」をお届けするのは余計なお世話なのかもしれない。そう危惧しつつも,寸暇な折に先生には本「エール」に一瞥を投げていただきたいとやっぱり願う次第である。そして,私を含めた寺田先生に連なる所縁(ゆかり)の多くの者たちにとってこそ,この「エール」はきっと届いてもらわなくてはならない。
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さて,続く「エール」をどなたにお受けいただけるものなのか,心中は嬉しい悲鳴である。あそこのあの方こちらのこの方と想いは広がる一方であるが,そもそも課題 は,お相手させていただく筆者の力量こそが大きな難題である。だから,出来ばえはいつも心配であるが,必ずや第3回の「エール」もお届けしたいと心は決まっている。