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第6回 ブラジル紀行

 初めてサンパウロを訪れてから14年後,セビリア万博がきっかけとなり,1993年,1995年の2度に渡ってこの地を訪れる機会に恵まれた。
(中略)1993年の最初の展示では,事前に会場の様子もわからず,主催者は航空会社の後援を取り付けることができなかったため,作品の輸送費を捻出できなかった。
そこで,私は急きょホログラムのフィルムをロール状にしてスーツケースに入れてハンドキャリーすることにした。
ところが,展示するつもりのホログラムのサイズがスーツケースに収まらなかった。
しかたなく,収納できるサイズに合わせて短辺をさらに小さくカットし,70 cm×140 cmのレインボウホログラム草原シリーズ(図3)を展示することになった。
アクリルは現地調達した。会場では大きなホログラムの設営は初めてで,照明の位置合わせも苦労した。周りの環境も明るすぎると再生像は昼行燈よろしく効果が薄れてしまう。引きがなくホログラムに近づきすぎると画像は良く見えない。展示状況は妥協の産物となった。

(一部抜粋。全文は本誌へ)

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