概要

偏光計測研究会では、最新の研究成果に加え、計測技術・制御技術・理論に関するチュートリアルやレビューを通じて、偏光計測に関する幅広い議論を行っております。偏光計測の研究開発・提供に携わっている方はもちろん、ユーザーとして利用されている方々にとっても、貴重な技術交流の場となっています。
今回のテーマは『偏光とその広がる活用方法』です。
理論、光源、医学、そして、さらに一般応用といった観点から、偏光に関する活用に関して、さまざまな分野の専門家の方々にその活用法を概説いただきます。講師には、光の振る舞いの物理的イメージを直感的に捉えやすく示した『イラストレイテッド 光の科学』や『ビジュアル解説 光学入門』など手がけられた田所利康先生をお迎えし、「分光エリプソメトリー活用のツボ」についてご講演いただきます。さらに、カーボンナノチューブ配向膜を用いた赤外光波長帯域で高速に変調できるマイクロ偏光熱光源（山田純平先生、牧 英之先生）や円偏光散乱法によるがんの評価技術（西沢 望先生）、そして、スマホ偏光カメラによる質感再現（平林 純先生）といった話題に焦点を当てながら、その発展性についても幅広く議論を深めてまいりたいと思います。

日時	2025年12月4日(木) 13:00～16:40
場所	パシフィコ横浜　ハーバーラウンジB　およびzoomによるライブ配信（神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1）
参加費	一般5,000円、学生3,000円
参加方法	現地でのご参加、またはWeb参加　※参加費は同額となります。
申し込み締め切り	12月4日（木） ※事前資料配布を希望される場合は11月30日（日）までにお申し込みください。
主催	日本光学会 偏光計測・制御技術グループ
プログラム	13:00　代表挨拶 大沼 隼志（（株）フォトニックラティス ） 13:05　招待講演1：分光屋が教えたい　分光エリプソメトリー活用のツボ 田所利康（(有)テクノ・シナジー） 13:55　招待講演2：高配向カーボンナノチューブ薄膜を用いたマイクロ偏光熱光源 山田純平、牧 英之（慶應義塾大学 理工学部） 14:45　（休憩） 15:00　招待講演3：円偏光の散乱特性を利用した深部がん評価技術 西沢 望（北里大学 理学部） 15:50　招待講演4：スマホ偏光カメラでXR時代の質感再現 平林 純 16:40　クロージング

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