液晶材料で円偏光の発生と回転方向の高速切替に成功

　近畿大学などのグループは、アキラル（光学不活性）な発光体を、性質の異なる2種類の液晶材料に添加することにより、らせん状に回転しながら振動する円偏光を発生させ、 …

少数データから光触媒性能を予測可能な機械学習モデルを開発

　神戸大学などのグループは、太陽光と水からCO2フリー水素を製造できる光触媒の性能を、少数データから予測できる機械学習モデルを開発した。 　本研究では、安全・安 …

実際より”明るく見える錯視”に敏感 〜統合失調症の人の視覚の特徴を発見〜

　豊橋技術科学大学などのグループは、統合失調症のある人は、一般の人と比べて「グレア錯視（glare illusion）」という錯視をより知覚しやすいことを明らか …

量子×AIで異常なエネルギー放射現象を発見

　立教大学などのグループは、欧州宇宙機関(ESA)運用のX線天文衛星XMM-Newtonが約24年間にわたり取得した大規模な宇宙のX線変動データから、量子コンピ …

世界初！新種の発光トビムシを発見

　横浜国立大学のグループは、沖縄県の宮古島、西表島、与那国島で採集したトビムシの中から、発光する4 種を発見した。このうち2 種は新種で、発光するトビムシが新種 …

青色に光るセルロースナノファイバーの開発に成功

　横浜国立大学のグループは、青色に光る性質を持つアミノ酸（Acd）を、植物由来のナノ繊維セルロースナノファイバー（CNF）に化学的に結合させることで、水中でも安 …

チューブ内でロケットにねじれた光ビームを照射して加速に成功

　ミリ波ビームをロケットに照射して無燃料で打ち上げる「マイクロ波ロケット」は、次世代の低コスト宇宙輸送手段として注目されるが、姿勢制御の困難さ、ビームの発散、大 …

気象衛星ひまわりで光合成を可視化 ～ 植物の“昼寝”を宇宙から監視 ～

　千葉大学などの国際研究チームは、気象衛星「ひまわり8号・9号」の観測データを活用し、東アジア地域における植生の光合成量を30分ごとに推定する新たな手法を開発し …

励起状態における対称性の破れが光物理特性を制御 ～ヤーン・テラー歪みによる励起状態の局在化を10フェムト秒の超高速分光で観測～

　分子材料の光機能は、分子の構造や対称性と密接に関係する。中でも、光励起によって分子の対称性が変化する現象が、光物理特性にどのような影響を与えるのかは、近年注目 …

分子内のすばやい動きで高いエネルギー光へ変換： 量子センシングの医療応用にも期待

　名古屋大学などのグループは、人体に無害な長波長光を高いエネルギーをもつ短波長光に変換するアップコンバージョン過程の中間体が、分子内部の励起子ホッピング運動を1 …