分子内のすばやい動きで高いエネルギー光へ変換： 量子センシングの医療応用にも期待

　名古屋大学などのグループは、人体に無害な長波長光を高いエネルギーをもつ短波長光に変換するアップコンバージョン過程の中間体が、分子内部の励起子ホッピング運動を1 …

レーザー加工を従来比100万倍高速化 ―半導体分野におけるガラスの微細加工に革新

　東京大学などのグループは、従来の100万倍高速かつ超精密に、ガラスなどの透明材料を加工できる手法を開発した。 　次世代の半導体において、ガラス基板への微細加工 …

自己修復とリサイクルがともに可能な光学樹脂を開発

　九州工業大学などのグループは、光学特性に優れた樹脂であるポリジチオウレタン（PDTU）を用い、常温常圧で傷や破断が自然に修復するプラスチックフィルムを開発した …

一画素カメラでホログラム動画の記録に成功

　神戸大学などのグループは、一画素センサーを使用したホログラム動画の記録に成功した。 　通常、画像を取得するには光センサーを二次元的に複数画素並べたイメージセン …

光を使って高分子を高付加価値化する手法を開発

　東京科学大学などのグループは、高分子に可視光を照射することにより高分子に機能性部位を導入し、高付加価値な高分子に変換する手法を開発した。 　プラスチックなどの …

キューブサットX線衛星NinjaSatによる宇宙観測の革新

　理化学研究所などのグループは、キューブサット（CubeSat）X線衛星NinjaSat（ニンジャサット）を用いて、決まった時間間隔で規則正しく爆発を起こす奇妙 …

光の「回転」が物質を動かす仕組みを解明

　北海道大学のグループは、光が物質に与える回転の力である「角運動量」を、「スピン」と「軌道」の二つに分け、それぞれの損失量を個別に測定・解析できる新たな理論を提 …

高輝度放射光を用いて高温超伝導体中の電子の振動を解明

　銅酸化物高温超伝導体を流れる電子のプラズマ振動の性質を、3GeV高輝度放射光施設 NanoTerasu を用いて解明した。本研究は NanoTerasu の共 …

世界で初めてX線CTで先史時代の網を再現

　熊本大学などのグループは、これまでその構造がまったく不明であった縄文時代の網製品（漁網）を土器の中や表面に残る圧痕から復元することに成功した。 　縄文時代の網 …

ドラレコ映像からAIで人物を検出、人流データを詳細に可視化

　長崎大学などのグループは，市街地を走るバスに取り付けたドライブレコーダーの映像から、画像処理AIによって人物の情報を推測、道路ごとの人流情報を可視化することに …