AIで網膜色素変性症患者の数年後の視力を予測千葉大学
-
千葉大学のグループは、進行すると失明に至る遺伝性の指定難病である、網膜色素変性症(Retinitis Pigmentosa、以下RP)について、眼底写真を用いた既存の大規模深層学習モデルをベースに、RP診断およびRP患者の視力予後予測を行う方法を開発した。眼底写真からRPを高精度に診断できることを示すとともに、眼底写真と視力の時系列データを学習することで、将来の視力低下を安定して高い精度で予測できることを明らかにした。さらに、診断と予後予測でAIが重視する網膜領域の違いを可視化し、RPの病態理解につながる知見を得た。研究グループが開発したモデルは今後、早期に視力喪失が予想される患者への迅速な治療介入につながり、 RP診療における新たな意思決定支援の基盤構築に寄与すると期待される。










