素早く手軽に操作できる多段階調光ブラインドを開発産業技術総合研究所(産総研)
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産業技術総合研究所(産総研)のグループは、独自のナノ構造を利用した偏光シートを応用し、加工や設置が簡単で手軽に導入できる多段階調光ブラインドを開発した。
ブラインドやカーテンは、窓から差し込む自然光を生活リズムやライフスタイルに合わせて操る。近年は液晶による調光ガラスがその役割の一部を担うが、その制御に電源を必要とし、導入先は限られる。
今回開発の調光ブラインドは、重ね合わせた2枚のシートを数mm程度スライドさせるだけで、従来はON/OFFしかできなかった光の透過率を多段階で調整できる。そのため、日差しがまぶし過ぎるときに片手で手軽に快適な明るさに操作できる。シートは、専用に設計された偏光パターンをナノインプリント技術で一括に製造できる。光の透過率の制御に電源を必要とせず、近赤外・赤外光の調光も可能なため、住宅向けのニーズがある遮熱効果の調節への応用が期待できるほか、将来的にはセンサー周辺部材への活用などより幅広い分野への展開が期待される。









