視覚障害者を支援する,AI活用の写真撮影システム「VisPhoto」を開発大阪公立大学,大学入試センター

     大阪公立大学などのグループは、全方位カメラを用いた写真撮影システム「VisPhoto」を開発した。 今や当たり前のSNSでの写真共有。視覚障害者においても思い出を写真として残し、家族や友人へ共有したい想いがある。本研究グループでは,視覚障害者の撮影をサポートするスマートフォン用の音声ガイド付きアプリを提供してきたが、被写体がフレームに入らない、複数の被写体、動いている場合など上手く撮影できない。
     本システムではまず、撮影画像に含まれる対象物の位置や種類をAIの物体検出で把握し、写真に残したい対象物を、撮影時に録音した音声や、ウェブインタフェースで選択することで、その部分を切り取り、写真データとして抽出できる。本技術は360度の撮影が可能で、被写体にカメラを向けず簡単に写真を撮影ができる画期的な新システムである。

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