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神成文彦氏が第23回光・量子エレクトロニクス業績賞(宅間宏賞)を受賞第23回光・量子エレクトロニクス業績賞(宅間宏賞)

 慶應義塾大学教授の神成文彦氏に,2021年度の応用物理学会第23回光・量子エレクトロニクス業績賞(宅間宏賞)が授与された。光・量子エレクトロニクス業績賞は,光・量子エレクトロニクス研究分野において顕著な業績をあげた研究者を顕彰することを目的として,故 宅間宏先生(電気通信大学名誉教授)の紫綬褒章(応用物理部門)受賞記念パーティーと定年記念会におけるご祝儀,および宅間宏先生からのご寄付を基金として1999年に創設された。
 神成氏は,超高速フーリエ光学を先端光計測に応用することにより,従来難しかった超高速・高分解能光計測を可能にする「フェムト秒フーリエ光学を用いた新たな光計測法の開発」の業績,および長年にわたる神成氏の研究室をはじめとする量子エレクトロニクスに関する多くの若手研究者の教育・育成に関しても多大な功績が認められ,受賞が決定した。
 神成氏による受賞の感想は以下のとおりである。
「私は,大学でPIとして研究室の学生を指導するようになった1990年代は主として紫外気体レーザーの研究を行っていました。レーザー研究全体が固体レーザーに切り替わる過渡期において,気体レーザー同様に装置開発を手を変え品を変え継続することは,資金的に続かないと考えました。そんな時期に,実はフェムト秒レーザーもまだ所有していないにもかかわらず,コンピュータでフェムト秒レーザーパルス特性を可変に制御する研究を当時の学生と立ち上げ,技術的に等価なインコヒーレント光のコヒーレント関数制御から始めました。特定の方向に研究のベクトルを初めから絞ってきたわけではなく,持てるリソースを活用して新しいフェムト秒レーザー技術を研究しようという姿勢で長年色々行ってきた研究が,フェムト秒フーリエ光学という括りで評価いただくまでになったことは,ひとえに学生諸君の挑戦的な取り組みの賜物です。この場を借りて健闘を称えたいと思います。また,共同研究,研究プロジェクト等でお世話になった多くの方々にも心より感謝いたします。」

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