可視光で水から水素を生成する粉末光触媒の変換効率向上の条件を明確化産業技術総合研究所,人工光合成化学プロセス技術研究組合,徳島大学,京都大学,信州大学

 産業技術総合研究所の研究グループは,人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem),徳島大学,京都大学,信州大学と共同で,可視光で水を水素と酸素に分解する酸硫化物光触媒の一つであるY₂Ti₂O₅S₂について,太陽エネルギーから水分解反応エネルギーへの変換効率(以下「変換効率」)が実用化の目安となる10%を超えるために必要な条件を明確化した。

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