最適設計により金属3Dプリンティングの熱変形を低減させる手法を開発早稲田大学

 早稲田大学の研究グループは,金属3Dプリンティングにおける熱変形を低減させる手法を開発したと発表した。
 近年,次世代の加工技術として金属3Dプリンティングが注目を集めており,試作のみならず量産最終製品にも使用されるようになっている。しかし,金属3Dプリンティングは成形品が熱変形により大きく反るという問題点がある。同グループは,造形対象の内部にラティス構造と呼ばれる中空構造を最適設計し,形成することによって,金属3Dプリンティングの熱変形を低減することに成功した。
 現在金属3Dプリンティングによって,ロケットノズルのような大型成型品の開発も試みられているが,成形品が大型化されるほど,熱変形の問題も深刻になる。本研究の熱変形低減手法はこのような問題を解決し,より大型の構造物の成形において活用されることが期待される。

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