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光依存的に環状ヌクレオチドを分解するロドプシン酵素の構造を解明東京大学,名古屋工業大学,名古屋大学 研究グループ

 ロドプシンファミリータンパク質は光に応答するために使われるタンパク質であり,ヒトから細菌まで多くの生物がもっている。細胞膜表面に発現するロドプシンは,細胞膜を7回貫通する7回膜貫通型タンパク質だと考えられてきた。2017年に発見されたロドプシンホスホジエステラーゼ(Rh-PDE)は,膜貫通領域に加えて酵素部位が存在し,光依存的な酵素として働く新規ロドプシンである。Rh-PDEは,こうした既存のロドプシンファミリータンパク質とは異なり,8回膜貫通型であると推測されていた。
 今回,東京大学,名古屋工業大学,名古屋大学の研究グループは,X線結晶構造解析によりRh-PDEの立体構造を決定したと発表した。決定した立体構造からRh-PDEの1本多い膜貫通ヘリックスとそれ以外の7本の膜貫通ヘリックスの位置関係が明らかになり,さらに,この1本多いヘリックスがRh-PDEの安定性と発現に関わっていることを明らかにした。
 この研究により,今後,ロドプシンファミリータンパク質の多様性に対する研究が進展していくことが期待される。

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