毎秒1ペタビットスイッチング実験に成功情報通信研究機構(NICT) 研究グループ

 情報通信研究機構(NICT)の研究グループは,次世代光ファイバーと大規模光ノードの実験ネットワークで,毎秒1ペタビットの光パスのスイッチング実験に成功したと発表した。このビットレートは,8K放送の1,000万チャンネル分に相当するものである。
 今回,低損失なMEMSスイッチ素子を利用した大規模光ノードを開発し,これまで開発した3種の次世代光ファイバーと接続して,ペタビット級の実験ネットワークを試作した。現在のネットワークの運用方法に即した4つのスイッチング実験を行い,すべてのパターンでスイッチングに成功した。
 今回の実験成功により,次世代光ファイバーと大規模光ノードで現在の100倍以上の通信容量を持つペタビット級の光基幹ネットワークが可能となることを示し,実用化に大きく前進した。

ニュース 新着もっと見る

書籍案内購入はこちら

干渉計を辿る

著者
市原 裕
価格
3,000円(税抜)

第11・光の鉛筆

著者
鶴田匡夫(ニコン)
価格
5,500円(税抜)

コンピュータビジョン 最先端ガイド6

著者
藤代一成,高橋成雄,竹島由里子,金谷健一,日野英逸,村田 昇,岡谷貴之,斎藤真樹
価格
1,905円(税抜)

Excelでできる光学設計

著者
中島 洋
価格
3,909円円(税抜)

シミュレーションで見る光学現象 第2版

著者
Masud Mansuripur
訳:辻内 順平
価格
6,000円(税抜)

レンズ光学入門

著者
渋谷 眞人
価格
4,000円(税抜)