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第2の地球を発見するための新しい多色同時撮像カメラアストロバイオロジーセンター,東京大学,科学技術振興機構,国立天文台,カナリア天体物理研究所など 研究チーム

 アストロバイオロジーセンター,東京大学,科学技術振興機構,国立天文台,カナリア天体物理研究所などの研究チームは,第2の地球を発見するための新しい多色 同時撮像カメラMuSCAT2を開発し,世界有数の天文観測最適地として知られるスペイン・テネリフェ島のテイデ観測所にある1.52 m望遠鏡(カルロス・サンチェス 望遠鏡)に設置したと発表した。
 MuSCAT2は,2018年4月に打ち上げられたNASAのトランジット惑星探索衛星TESSで発見された惑星候補が,本物の惑星かどうかを確認することを主目的とした観測装置である。同チームはこの装置の性能を評価するため,実際に既知の惑星のトランジットを観測し,最新の統計手法を取り入れた解析を行った。その結果,MuSCAT2が高いレベルの測光精度(明るさの変化を調べる精度)を4色同時に達成できることを実証した。この測光精度は,TESSで発見された太陽系近傍の赤色矮星を公転する第二の地球たち(生命居住可能惑星)の発見確認を行うことも可能な精度である。
 さらに,アストロバイオロジーセンターとカナリア天体物理研究所の間で締結された協定により,2022年まで年間162夜以上のMuSCAT2の観測時間が確保された。テ イデ観測所の晴天率は7割程度であり,これは年間100個以上の惑星の発見確認観測が実施できることに相当する。これから始まるTESSの時代に,MuSCAT2によって科学的に面白い惑星たちが数多く発見されることが期待される。

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