「SIP自動走行システム/大規模実証実験」に関する業務を受託三菱電機(株),アイサンテクノロジー(株),インクリメント・ピー(株),(株)ゼンリン,(株)トヨタマップマスター,(株)パスコ

 三菱電機(株),アイサンテクノロジー(株),インクリメント・ピー(株),(株)ゼンリン,(株)トヨタマップマスター,(株)パスコの6社は,「ダイナミックマップ大規模実証実験 コンソーシアム」として新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2017年度委託業務事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」に係わる「ダイナミックマップの試作・整備及びセンター機能や更新手法等の確立」及び,「大規模実証実験の実施・管理」を受託したと発表した。
 昨年度,6社は,内閣府SIP自動走行システムの施策にて,ダイナミックマップ構築のためのデータ構造を検討し,データ試作にて,必要な要件や解決すべき課題等を明確にした。今回の受託内容は,静的高精度3D地図データの仕様・精度の検証,準静的・準動的データの生成・更新・配信システムの検証及び,動的情報と車載機に配信されたダイナミックマップデータとの車載機上での紐付けの検証を行い,①ダイナミックマップの実用化に向けた最終仕様の確認・合意,②ダイナミックマップの国際標準化、デファクト化の推進,③ダイナミックマップ活用に関する研究開発・アプリケーション開発の促進,の実現を目指すとしている。
 今回の実証実験では,自動車メーカーや大学・研究機関等と共に,公道の実交通環境下においてダイナミックマップの技術検証を行う。加えて,将来の実用化に向け た技術面,運用面,制度面等での具体的課題の抽出と共に,海外自動車メーカー等の協力のもと,国際連携・協調の推進等も図りたいとしている。
 ダイナミックマップ大規模実証実験コンソーシアムは,今後日本の産業競争力強化に資する体制を構築し,日本発の国際標準化を視野に入れ,安全な交通社会に資 する「ダイナミックマップ」の実現を進めていくとしている。

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