量子集積チップに道を開く光スピン制御の新原理を実証横浜国立大学 研究グループ

 横浜国立大学の研究グループは,ダイヤモンド中の窒素空孔中心(NV中心)に存在する単一電子スピンをレーザー光で自在に,正確に操作する新原理を発見し,実験で実証することに成功したと発表した。
 マイクロワットという小さな光パワーを用いながらも,従来の約100倍速い1ナノ秒で,従来より約3倍高い精度で単一スピン操作を実現した。
 今回の成果により,量子情報処理に必要な書き込み・ゲート制御・読み出しの全操作が微弱光で行えるようになり,量子集積チップの光操作が可能となる。これによる量子コンピュータや量子通信の高速化により,量子テクノロジーの実用化を一気に加速すると期待される。

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