金属ナノ板列をガラス中に埋め込むことにより偏光素子の高効率化を実現東京農工大学 研究グループ
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東京農工大学の研究グループは,細く高い金属ナノフィンの周期構造をガラス中に埋め込むことにより,可視光の広い波長域にわたって50%を超える高い透過率と,2分の1波長に迫る大きな位相差165°を合わせもつ金属メタマテリアルを実現したと発表した。
メタマテリアルとは,自然界には存在しない性質を備えた人工の物質で,今回作成したフィン状構造は,フィンに平行な方向に振動する光に対しては,空気中よりも屈折率が低くなり,垂直な方向に振動する光に対しては高くなるという性質がある。
これにより,今後,超高速光通信や3 Dプロジェクター,さらには将来の透明マント実現のための高効率メタマテリアルへ応用されることが期待されている。