量子もつれ光の高速生成技術を開発情報通信研究機構(NICT),電気通信大学 UPDATE:2015.01.25 (10年前) | 記事カテゴリー:ニュース 情報通信研究機構(NICT)と電気通信大学の研究グループは,光ファイバ通信波長帯における量子もつれ光子対の生成効率を向上させる技術の開発に成功したと発表した。量子もつれ光子対は、絶対に破られない暗号や超高速計算など,従来の情報通信技術では不可能だった機能を実現する上で不可欠な光源である。 今回,2.5GHzの駆動用レーザーを独自の高純度量子もつれ光源に組み合わせるシステムを新たに開発することにより,雑音を増やすことなく,量子もつれ光の生成速度を30倍以上高速化することに成功した。 今後,市販の安価な光通信機器を用いた量子情報通信システムの構築が可能になるため,実用化に向けた研究開発が加速が期待される。
ニュース 新着もっと見る 生きた細胞の膜のナノ形状・流動性を 同時計測可能な光学顕微法を開発... (1/16) なぜ実用熱電材料の熱伝導率は低いのか?レーザーラマン散乱分光が出した答えは?... (1/14) コヒーレント・ハイパーラマン分光の開発 ──新規非線形振動分光法の開発──... (1/14) 1原子層膜に旋回する光を当てスピンの揃った電流を生成... (1/14) 4色の光スキルミオンを発生できるファイバーレーザー装置の開発に成功! ―自由... (1/14) スズペロブスカイト太陽電池の性能向上機構の解明... (1/14) ダイヤモンド表面の個々の原子の可視化に成功... (1/14) 量子グレードの高品質・高輝度蛍光ナノ粉末ダイヤモンド~ナノダイヤモンド量子セ... (1/14)
書籍案内購入はこちら 干渉計を辿る 著者 市原 裕 価格 3,000円(税抜) 第11・光の鉛筆 著者 鶴田匡夫(ニコン) 価格 5,500円(税抜) コンピュータビジョン 最先端ガイド6 著者 藤代一成,高橋成雄,竹島由里子,金谷健一,日野英逸,村田 昇,岡谷貴之,斎藤真樹 価格 1,905円(税抜) Excelでできる光学設計 著者 中島 洋 価格 3,909円円(税抜) シミュレーションで見る光学現象 第2版 著者 Masud Mansuripur訳:辻内 順平 価格 6,000円(税抜) レンズ光学入門 著者 渋谷 眞人 価格 4,000円(税抜)