高効率青色熱活性化遅延蛍光有機EL素子の開発に成功九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター UPDATE:2014.03.25 (11年前) | 記事カテゴリー:ニュース 九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センターの安達千波矢教授らのグループは,熱活性化遅延蛍光材料を利用した高効率かつ小さなロールオフ特性を示す青色発光有機EL素子の開発に成功したと発表した。 熱活性化遅延蛍光材料は,第三世代有機EL発光材料として注目されており,今回の発表では100%に近い効率で励起子を光へと変換することに成功した。これにより,高効率な青色EL発光が実現可能であることを実証したほか,量子化学計算により,励起状態のエネルギー準位と小さなロールオフ特性との間に重要な相関関係があることも解明した。今後は低材料コストかつ高効率発光な有機EL発光材料の実現が期待されている。
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