高効率青色熱活性化遅延蛍光有機EL素子の開発に成功九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター UPDATE:2014.03.25 (12年前) | 記事カテゴリー:ニュース 九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センターの安達千波矢教授らのグループは,熱活性化遅延蛍光材料を利用した高効率かつ小さなロールオフ特性を示す青色発光有機EL素子の開発に成功したと発表した。 熱活性化遅延蛍光材料は,第三世代有機EL発光材料として注目されており,今回の発表では100%に近い効率で励起子を光へと変換することに成功した。これにより,高効率な青色EL発光が実現可能であることを実証したほか,量子化学計算により,励起状態のエネルギー準位と小さなロールオフ特性との間に重要な相関関係があることも解明した。今後は低材料コストかつ高効率発光な有機EL発光材料の実現が期待されている。
ニュース 新着もっと見る フェムト秒レーザーで1本のナノファイバー中の励起子拡散を可視化... (12/1) 小型衛星上で準リアルタイム画像処理を実現する低電力エッジコンピューティング技... (12/1) 宇宙光通信に適した周波数変調型フォトニック結晶レーザーの開発に成功... (12/1) 無意識下における錯視的な明るさ ~連続フラッシュ抑制下でのグレア錯視の効果~... (12/1) 光の強さでナノ材料の形を自在に制御〜次世代の機能性材料開発へ... (12/1) 暗黒物質がついに見えた!?... (12/1) ナノ秒X線動画でミクロ分子動態計測に成功... (12/1) 広帯域X線対応タイコグラフィ装置を開発... (11/10)
書籍案内購入はこちら 干渉計を辿る 著者 市原 裕 価格 3,000円(税抜) 第11・光の鉛筆 著者 鶴田匡夫(ニコン) 価格 5,500円(税抜) コンピュータビジョン 最先端ガイド6 著者 藤代一成,高橋成雄,竹島由里子,金谷健一,日野英逸,村田 昇,岡谷貴之,斎藤真樹 価格 1,905円(税抜) Excelでできる光学設計 著者 中島 洋 価格 3,909円円(税抜) シミュレーションで見る光学現象 第2版 著者 Masud Mansuripur訳:辻内 順平 価格 6,000円(税抜) レンズ光学入門 著者 渋谷 眞人 価格 4,000円(税抜)