脳の細胞「外」カルシウム動態を“非標識”で可視化成功 新型CMOSカルシウムイメージセンサ山梨大学,豊橋技術科学大学

     山梨大学等のグループは、「CMOS カルシウムイメージセンサ」という新しいイメージングデバイスを開発、非標識で、神経細胞やグリア細胞の活動に伴って生じる細胞外カルシウム(Ca2+o)のダイナミックな変化を可視化することに成功した。
     今回、CMOS技術を基盤に、Ca2+選択性イオノフォアを塗布した「Ca2+イメージセンサ」を世界で初めて開発、脳科学への応用に成功した。その結果、神経細胞やグリア細胞の活動に伴って、脳細胞周囲の Ca2+o が予想を大きく上回って低下すること、この低下が波のように空間的に広がる現象が起こることが明らかとなった。
     CMOS-Ca2+イメージセンサによる脳の Ca2+o の解析により、新しい脳の調節機構や、脳疾患の新しい原因が明らかになることが期待される。

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