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~最新の光応用計測~

光応用技術シンポジウム Senspec

概要

 Senspecは精密工学会メカノフォトニクス専門委員会が毎年6月に開催しているシンポジウムで、光学技術を用いた製品や生産技術開発などに従事する若手技術者の基礎技術向上の支援だけでなく、光応用計測の情報共有や意見交換などの交流の場も提供しています。
 本年度のSenspecは、近年さまざまな分野での応用がめざましいDX・AI技術に注目し、本技術の計測分野への活用を目指し、理論・開発現場の第一線でご活躍している講師をお招きして、DX・AI技術の基礎から光計測技術との親和性、応用技術、問題点および解決策について俯瞰いたします。

主催 公益社団法人精密工学会 メカノフォトニクス専門委員会
協賛 一般社団法人日本光学会・公益社団法人応用物理学会
開催日時 2024年6月14日(金) 10:00~15:00
会  場 パシフィコ横浜 ハーバーラウンジB
【ハーバーラウンジBへの経路案内】
会場は展示会場裏手(海側)となりますので、展示ホール向かって右手の海側へ道なりにお進みください。
※画像センシング展2024会場(パシフィコ横浜・展示ホールD)の一番奥(海側)のエレベータからも入場は可能です。その際は事前に画像センシング展2024事前来場者登録(https://www.adcom-media.co.jp/iss/registry/)をお済ませいただき、来場者証を発行の上、画像センシング展入口にてSenspec2024にエントリー済であることを伝えてください。
開催形態 対面およびオンラインzoomによるハイブリッド形式
参加費 一般:8,000円(税込) 学生:5,000円(税込) ※テキスト1部を含む
申込締切 6月13日(木) 12:00
申込方法 下記、参加申込よりお申込ください。折り返し自動受領メールをお送りいたします。
※期日までに指定口座への参加費振り込みをお願いいたします。
支払方法 参加申込後、指定口座への振り込み決済
振り込み期日:6月13日(木) 12:00まで

【取引口座】(振込手数料はお客様負担)
ゆうちょ銀行(郵便振替口座) 00110-8-412670
口座名義:アドコム・メディア株式会社

【取引銀行】(振込手数料はお客様負担)
みずほ銀行 新宿西口支店 普通預金 4694708
口座名義:アドコム・メデイア(カ
※「・」が入力できない場合は「アドコムメデイア(カ」としてください。
予稿集ダウンロード
情報の配信
6月13日(木) 15:00以降(予定)
上記期日にテキストのダウンロードURLおよび聴講用ZOOM URLをメールにてお送りいたします。
問い合わせ先 精密工学会メカノフォトニクス専門委員会 Senspec2024事務局(代行)アドコム・メディア株式会社 e-mail: senspec@adcom-media.co.jp
参加申込

プログラム

10:00~10:10
オープニングリマークス
山梨大学 金 蓮花
10:10~10:50
機械学習を使用した光計測入門
興和オプトロニクス(株) 稲 秀樹

キーワード:機械学習、光計測
概   要:教師データありの機械学習を使用した光計測に関して、初学者を対象として紹介を行う。まず計測の概念を紹介し、深層学習のモデルの最適化を理解するためにエクセルのソルバーを使用してデモを行う。そしてスキャトロメトリー、AI電卓等の関連する複数の事例を紹介する。

10:50~11:30
機械学習を用いた測定とその不確かさ
産業技術総合研究所 髙井絢之介

キーワード:機械学習、測定の不確かさ評価
概   要:測定の分野において機械学習を利用しようという研究は多く見られるが、機械学習によって得られた測定結果の不確かさの取り扱いについてはいまだ課題が多い。本講演では機械学習を用いた測定結果の回帰についての導入、そして機械学習から出力された測定結果に対して不確かさの評価を行うにあたっての課題とその解決指針について紹介する。

12:40~13:20
機械学習の推定不確かさと光学式三角測定システムへの導入
大阪大学 水谷康弘

キーワード:機械学習、不確かさ、三角測定
概   要:機械学習により得られる推定値の信頼性を評価することは、測定システムへ機械学習を導入する際に必要不可欠なプロセスである。推定値の信頼性の指針として推定のばらつきである推定不確かさは機械学習導入システムの評価に有用である。本講演では、光学式三角測量システムに導入した事例と活用方法について紹介する。

13:20~14:00
硬さ試験における深層学習の適用可能性
産業技術総合研究所 田中幸美

キーワード:硬さ試験、深層学習
概   要:一般的な硬さ試験であるブリネル硬さ試験およびビッカース硬さ試験では、くぼみの大きさを顕微鏡で測定することにより硬さ値が求められる。本報告では、深層学習を用いた多様な材料に適用可能な硬さ自動測定技術の開発について示すとともに、計測の観点から見た今後の課題について述べる。

14:00~14:40
プラスチック製品製造におけるデジタル技術およびデータ活用とDX推進(仮)
土屋合成(株) 土屋直人

キーワード:デジタル、データ活用、プラスチック、DX
概   要:中小製造業での生産性向上の課題解決にデジタル技術活用は必須である。プラスチック製品の射出成形機による大量生産におけるデジタル技術やロボットの活用による製造プロセスでの非効率的な作業の改革やデータ活用による製造の全体最適の仕組みづくりと中小製造業こそ実現できるDX推進の取組を紹介する。

14:40~14:45
クロージングリマークス
福井大学 藤垣元治
15:00
終了
参加申込

書籍のご案内

三次元工学1
光三次元計測 第2版

編集
吉澤 徹
判型
A5、136ページ
価格
1,800円(税抜)

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干渉計を辿る
 

著者
市原 裕
判型
A4変形,186ページ
価格
3,000円(税抜)

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