セミナースケジュール

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講演ID
I-352
講演日時
12/5(金)
14:10~15:00
講演会場
アネックスホール F202
セミナー名
日本映像処理研究会 特別招待講演
講演名
CTコロノグラフィがもたらす大腸診療のパラダイムシフト
講演者名
九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野 講師 鶴丸大介(医学博士)
講演概要
CTコロノグラフィは、炭酸ガスにより大腸を拡張し、マルチスライスCTで撮影したデータを基に生成する三次元画像検査である。日本では2012年に大腸CTとして保険収載され、内視鏡を挿入せずに大腸病変を評価できる検査として注目を浴びた。診断精度は内視鏡に匹敵し、現在は前処置や検査時間の負担が軽減され、診療放射線技師単独で実施可能な検査となった。大腸内視鏡の補完的手段としてニーズが高まっており、将来的には無下剤CTの実用化により、さらなる負担軽減と需要拡大が期待される。
経歴
佐賀県小城市出身
平成11年  鹿児島大学医学部卒業
平成17年~ 九州大学病院 放射線科
主な所属学会・資格:日本医学放射線学会 放射線診断専門医・指導医(ガイドライン編集委員)/日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医/日本消化器がん検診学会(大腸CT検査技師認定医員)/日本消化管Virtual Reality学会(理事)/Japanese journal or radiology(Associate editor)
主な著書(総説17編、英語原著14編)
1.CT colonographyの最前線 大腸腫瘍診療の最前線 胃と腸57巻4号,2022
2.最新臨床大腸癌学2023 (日本臨床 増刊号) CT、MRI
3.画像診断ガイドライン2021 第3版 消化器 (日本医学放射線学会)
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(九州大学放射線科ホームページ内)