セミナー・スケジュール

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講演ID
I-171
講演日時
6/12(水)
16:10~17:00
講演会場
特設セミナールーム
セミナー名
イメージセンシングセミナー:特別招待講演
講演名
画像センシングの意味を考える
講演者名
カーネギーメロン大学 ロボット研究所 創始者記念全学教授 金出武雄
講演概要
画像センシングとは現実の物理的世界の様子をその物理量の多次元的表現である“画像”として取得する
ということである。
生成AI技術の進展によって、現実のものと「みまごう」ほどのものが生成できるようになると、
「センシングする」ということの意味合いとそれに対する我々のアプローチにも変化が現れているように
思える。
この辺りについて、80年代のNAVLAB自動運転から現在の生成AIまでの技術の流れの中で議論したい。
講演者プロフィール
1973年京都大学工学博士、京都大学工学部助手・助教授の後、1980年米国カーネギーメロン大学に
移る。
ロボット研究所所長など歴任。現在、カーネギーメロン大学創始者記念全学教授、京都大学高等研究院招聘特別教授、文化功労者、アメリカ工学アカデミー特別会員、日本学士院会員。コンピュータビジョンと知能ロボット工学研究者。
世界で最初のコンピュータによる人の顔画像認識や顔の検出技術の開発、1995年アメリカ東部から
西海岸まで98%をコンピュータビジョンによる自動運転で走破、動画像処理の基本アルゴリズム
Lucas-Kanade法の発明、第35回スーパーボウルでの30台以上のロボットカメラで360度視野の映像を
撮影する「アイビジョン」に代表される多数カメラ画像技術など、今日日常的に使われる多くの技術で
知られる。
京都賞、米国フランクリン財団メダル・バウアー賞、IEEE創始者記念メダル、米国人工知能学会アレン・ニューウェル賞、アルメニア国家賞Global IT賞など受賞。

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