セミナーレポート

モノづくりから企業価値を高めるには!野田プラスチック精工(株) 代表取締役社長 野田 浩輝

本記事は、画像センシング展2021にて開催された特別招待講演を記事化したものになります。

モノづくりをしながら組織づくり

 組織としては,当社ではなんでも話し合いができるチームにしています。若い社員でも意見を言ったらそれを通す。そのアイデアに対してチーム内で話し合う。1人で問題を解決するのではなく,チームで解決する。アイデアや知識を組み合わせることにより,新しい発想や価値が生み出されるのです。
 そのために,一人ひとりの能力を引き出す環境をつくっています。やる気・アイデアを潰さない。当社では出したアイデアに関しては必ずやらせます。ただし,自分たちも今まで失敗してきていますので,その中で学んだことは教えます。こうしたことができるようになれば,必然的に自ら考え行動できる技術者として育っていきます。考えないとアイデアは出せませんし,やる気が潰されなければ自分で行動します。機械を買うときには,使う人間にオプションまで考えさせます。この機械にはこういう能力があるけれど,プラスアルファ自分のアイデアを入れてみるように事前に話をします。そうすると一生懸命考えます。一番大事なのは失敗から学ぶことです。
 また,リーダーとして必要なのはまず決断すること,常に平常心でいること,後輩の成長を妨げないことです。こういうアイデアがある,こういうものを作りたいと言われたときに,無関心ではダメです。そんないいアイデアがあるなら助けてあげるよと言えるようでないと,リーダーは任せられません。アイデアを出したときに,そんなのダメだと言ったら誰が出したいと思うでしょうか。そして,失敗をしたときに,いかに次のことを一緒になって考えてあげられるか。プラスアルファの付加価値を後輩につけてあげられるようなリーダーであることが大切です。
 リーダーには危険を感じられることも必要です。普段は見て見ぬ振りでいいです。しかし,本当にまずいなと思ったときに手を差し伸べられる人であること。そして,最後に反省できること。私も間違うことがあります。そのときは謝ります。謝って自分を変えられないリーダーには誰もついてきません。こうしたことを私は気にしながら,常々社員には言い続けています。

野田プラスチック精工(株) 代表取締役社長 野田 浩輝

近畿大学 九州工学部 工業化学科卒業。サラリーマンを経て2003年3月 野田プラスチック精工株式会社を設立。樹脂・軽金属切削加工を軸に複雑で高度な製品つくり,様々なニーズに対応。DMGMORI切削加工ドリームコンテスト4年連続金賞受賞。
https://www.nodapla.jp/prize.html

アーカイブもっと見る

ディープラーニング入門~基本的な仕組みと画像データへの応用例~
ディープラーニング入門~基本的な仕組みと画像データへの応用例~(9/25) 横浜国立大学 大学院 環境情報研究院 准教授 白川 真一
モノづくりから企業価値を高めるには!
モノづくりから企業価値を高めるには!(7/26) 野田プラスチック精工(株) 代表取締役社長 野田 浩輝
器用なロボットの実現を目指した3Dセンシング
器用なロボットの実現を目指した3Dセンシング(11/25) 中京大学工学部テニュアトラック助教 秋月 秀一

▼ プラチナスポンサー ▼

株式会社リンクス

ダウンロード

展示会FAQ