【重要】技術情報誌『O plus E』休刊のお知らせ

大きなブレイクスルーをしようとすればするほど,原点に戻って考えることが大切です。慶應義塾大学理工学部 慶應義塾大学フォトニクス・リサーチ・インスティテュート所長・教授 小池 康博

KPRI 国際シンポジウム

聞き手: 10 月19 日~ 21 日に慶應義塾大学でPOF の国際会議とKPRI 国際シンポジウムが開催され,盛況だったとお聞きしましたが,この国際シンポジウムというのはどのようなものだったのですか?

小池:これは,2009 年に私の研究が内閣府の最先端研究開発支援プログラムに選ばれ,KPRI(Keio Photonics Research Institute)が今年4月に川崎タウンキャンパス(神奈川県川崎市)にでき,そのキックオフということでシンポジウムを開催させていただきました。今回のシンポジウムでは,鳩山前首相にも挨拶をしていただき,私にとって本当にメモリアルなものになりました。
 当日は,お台場の日本科学未来館(東京都江東区)と,会場である慶應義塾大学の協生館藤原洋記念ホール(神奈川県横浜市)を光通信で結び,遠隔パネルディスカッションを行いました。これは,フォトニクスポリマーを使った高精細3D 映像のデモンストレーションも兼ねており,科学未来館館長の毛利さんとのディスカッションは非常に盛り上がりました。

聞き手:先ほどその映像を見させていただきましたが,等身大の毛利さんの高精細映像と小池先生の握手は非常に面白いですね。
小池:今回のO plus E の特集記事でも書かせていただきましたが,これがまさに「Face~to~Face コミュニケーション」です。

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