SiC砥粒を使った新PVA砥石を開発,バフ工程の置き換え需要に対応信濃電気製錬(株)
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信濃電気製錬(株)は,炭化ケイ素(SiC)砥粒を用いたポリビニルアルコール(PVA)砥石「SD-R#3000E」を新たに開発した。同砥石は,SiC微粉を原材料としPVAを結合剤とする多孔質弾性砥石で,次世代のグラビア印刷のシリンダー研磨用では従来に比べ高精度な表面仕上がりを実現する。また,従来の仕上げ工程ではバフ工程の置き換えも可能で,湿式研磨のみの鏡面仕上げを実現したことで,同工程の騒音や粉塵を低減し作業環境の改善にも寄与するという。グラビア印刷のシリンダー研磨をはじめ、さまざまな研磨用途に応用できるとみられる。
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