プログラム可能可変レーザーとMOPAを組み合わせたシンクロナイズドレーザーシステム(株)日本レーザー
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(株)日本レーザーは,7月から,カナダGenia Photonics社の「波長・パルス幅高速可変ピコ秒MOPAレーザー」を販売を開始した。Genia Photonics社は、FG2Tech社とOptav SoluAons社の合併により2009年に設立された高機能ファイバーレーザーに特化したメーカー。この製品は,プログラム可能な可変レーザーとMOPA(Master Oscillateor Power Amplifier)を組み合わせ,1つのファイバーから同期発振することができるシンクロナイズドレーザーシステムである。同時に取り扱いを開始した「ピコ秒レーザー」と同時または選択的に使用可能で,コヒーレントアンチストロークラマン散乱(CARS),差/和周波発生(Difference/Sum Frequency Generation)などの2色ポンプ・プロープ実験の光源として最適であるとともに,レーザーチューニング中でも同期発振はそのまま維持されるので,ディザオプションを取り入れることで誘導ラマン散乱(SRS)に使用することもできる。その他,高次系分子分光(がん細胞,脊髄イメージング等),中赤外分光,UV~中赤外波長ジェネレーション,光学干渉断層法(OCT),非線形イメージング,分光,アブレーションなどへの応用が期待される。
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