レーザーレンジファインダーの携帯型超高画質サーモグラフィ(株)日本レーザー
※掲載1年を経過した記事につきましては,資料請求をすることはできません。
(株)日本レーザーは,6月1日からドイツ・イエナオプティック社の超高画質携帯型熱画像装置「VarioCAM HD」の正式販売を開始した。Varioシリーズに新たにラインアップされたVarioCAM HDは,最大2048×1538の超高画素を特徴とするサーモグラフィである。Jenoptik社の画素拡張機能(RE)により,50mK NETDの温度分解能を可能にし,REを使用しない1024×768画素時では最大30Hzでのリアルタイム温度計測が可能である。また,主に軍事用途などで使用されてきたレーザーレンジファインダーの標準装備,これと連動した温度補正やフォーカス機能の搭載,内臓のGPSモジュールと連動した正確な地理座標情報を得る機能も備えている。さらに,5.6TFTの大型ディスプレイと傾け可能なビューファインダーも搭載し,現場における高品質かつ快適な赤外線熱画像計測を実現しているとする。主な使用例は,産業用R&Dおよび研究開発用途,製造工程での欠陥検査・品質管理,建造物の外壁剥離発見および空気漏れ・水漏れ発見,予防保全メンテナンス,夜間の監視用途など。
New Products 新着もっと見る





