収差を抑えたシリンダーレンズと低反射直角プリズムを発売エドモンド・オプティクス・ジャパン(株)
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エドモンド・オプティクス・ジャパン(株)は,この4月に同社の「TECHSPEC」シリーズのアクロマティックシリンダーレンズとレーザーライン直角プリズムを販売開始した。シリンダーレンズでは球面収差や色収差を低減させ,像品質を大幅に向上した。また,直角プリズムでは,設計上のレーザー波長において,0.25%以下の表面反射に抑えるなど産業レーザー用途に最適化した。アクロマティックシリンダーレンズでは,レーザーダイオードなどの単色光源に用いた場合,標準的なシリンドリカルレンズよりも50~90%小さいスポット径が得られる(ただし,レンズのNA条件に依存する)。また,広帯域光源では,色収差の発生を抑えられるという。ダブレット型を採用し,低屈折率クラウン系ガラスを用いた正エレメントと,高屈折率フリント系ガラスを用いた負エレメントを接着して一体化した。直径は12.5mmで,25mmと50mm,75mm,100mmの4種の焦点距離をラインアップしている。レーザーライン直角プリズムは,ビームステアリングやレーザーアライメントを含む産業用低出力レーザー用途に向ける。He-Neレーザーやレーザーダイオード光源に合わせたコーティングを施している。プリズムサイズは10mm~50mmの間で6種類用意し,405nm,633nm,785nmの波長に合わせた反射防止膜を選べる。
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