ローム,出力200mAで電流ばらつき±3%の車載リアランプ向けドライバLSIを発売ローム(株)
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ローム(株)は4月17日,出力200mAで出力電流のばらつきを±3%に抑えた車載LEDリアランプ向けドライバLSI「BD8372HFP-M」を開発したと発表した。この3月からサンプル出荷を開始しており,6月から当面月産5万個の規模で量産を計画している。サンプル価格は300円/個である。生産拠点は,前工程が岡山県のローム・ワコー(株),後工程がタイのROHM Integrated Systems (Thailand)となる。今回,ロームが開発したリアランプ専用LEDドライバLSIは,従来から必要とされてきた120mAを上回る200mAの出力を実現した。また,電流のばらつきを抑えたことで,リアランプの組立工程におけるモジュールの歩留まりを改善できるという。また,駆動方式をソースドライバ方式としたことで,ドライバICとLED基板の接続が従来のシンクドライバ方式の2カ所に対して1カ所で済むため,車載用途で求められるオープン/ショート検出が容易になる。さらに,テールランプ点灯時とストップランプ点灯時の輝度(電流量)を自由に設定できる独立電流設定により,リアランプ設計の自由度を高めた。
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