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環境に優しい手法でSiC半導体の性能倍増に成功

 京都大学の研究グループは,省エネの切り札と言われるSiC(シリコンカーバイド)半導体で20年間,問題になっていた欠陥(半導体の不完全性)を環境に優しい手法で大幅に低減し,SiCトランジスタの性能を2倍に向上することに成 … (続きを読む…)

赤とんぼ類自動撮影装置を発明

早稲田大学と国立環境研究所の研究チームは,安価で省電力な光センサーを応用して棒の先にとまった赤とんぼ類を自動撮影する装置を発明し,実際に野外に設置して精度よく撮影が可能であること,一か月に一度程度カメラの電池を交換するだ … (続きを読む…)

材料内部の欠陥を3次元で可視化できる高分解能超音波映像法を開発 -安全・安心な社会の実現や工業製品の国際競争力強化に貢献-

東北大学の研究グループは,米国ロスアラモス国立研究所との国際共同研究により,圧電探触子送信と超多素子受信レーザ走査2次元マトリクスアレイを融合した映像法を開発し,従来限界を1桁以上上回る数千素子の超多素子2次元マトリクス … (続きを読む…)

高い強誘電性を有する窒化物強誘電体の薄膜化に成功‐低消費電力の不揮発性メモリへの応用に期待‐

東京工業大学の研究グループは,強誘電体の中で最も高い強誘電性を持つことが報告されている窒化アルミニウムスカンジウムについて,スカンジウムを低濃度にすることによって,従来よりも高い強誘電性を発現する膜の作製に成功した。さら … (続きを読む…)

「金‐銀‐銅」の合金微粒子を生成

 東京工業大学の研究グループは,2018年にグループが開発した「アトムハイブリッド法」を応用し,複数の元素を混ぜ合わせた極小のナノ粒子「サブナノ粒子」を利用した特殊な高活性酸化触媒の開発に成功したと発表した。