アドバンテスト,光超音波イメージング・システムの開発に成功(株)アドバンテスト
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(株)アドバンテストは,4月25日,光音響効果(*)を用いた光超音波イメージング・システムの試作機開発に成功したと発表した。光超音波イメージングは,光の波長選択性と超音波の伝送特性を合わせた,次世代のハイブリッド・イメージング法で,特定成分の有無や変化を捉えることができる「機能イメージング」(Functional Imaging)を特徴とする(図参照)。近年,光超音波イメージングをヘルスケア分野に適用しようという研究が世界中で進められている。そこで,アドバンテストでは,今までの計測事業で培った信号処理技術に超音波技術を融合させ,高感度受信,画像化を実現,これに独自のアルゴリズムにより最高30fpsでのリアルタイム・イメージングに成功した。また,専用光源の新規開発により,装置の小型一体化を目指している。(*)光音響効果: 光のエネルギーを吸収した物質が断熱膨張により音響波(超音波)を生じさせる効果
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