室温で単一分子を触って「形を視る」ことに成功東京大学,大阪大学

東京大学と大阪大学の研究グループは,固体表面に吸着した有機分子の形を室温で可視化に成功したと発表した。

これまで,原子間力顕微鏡(AFM)を用いた有機分子の高分解能観察は,極低温環境下に限られていた。今回,高感度な原子間力顕微鏡を用いることにより,室温でも有機分子の高分解能観察が可能であることが示された。これにより,固体表面で起こる化学反応を単分子レベルで直接観察できるようになる。

今後,触媒表面で,どの分子がどこでどのように反応するのかを,直接観察できるようになり,触媒反応過程の理解が進み,よりよい触媒材料の開発につながることが期待される。

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