量子もつれ光の高速生成技術を開発情報通信研究機構(NICT),電気通信大学

情報通信研究機構(NICT)と電気通信大学の研究グループは,光ファイバ通信波長帯における量子もつれ光子対の生成効率を向上させる技術の開発に成功したと発表した。量子もつれ光子対は、絶対に破られない暗号や超高速計算など,従来の情報通信技術では不可能だった機能を実現する上で不可欠な光源である。

今回,2.5GHzの駆動用レーザーを独自の高純度量子もつれ光源に組み合わせるシステムを新たに開発することにより,雑音を増やすことなく,量子もつれ光の生成速度を30倍以上高速化することに成功した。

今後,市販の安価な光通信機器を用いた量子情報通信システムの構築が可能になるため,実用化に向けた研究開発が加速が期待される。

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