量子もつれ光の高速生成技術を開発情報通信研究機構(NICT),電気通信大学 UPDATE:2015.01.25 (9年前) | 記事カテゴリー:ニュース 情報通信研究機構(NICT)と電気通信大学の研究グループは,光ファイバ通信波長帯における量子もつれ光子対の生成効率を向上させる技術の開発に成功したと発表した。量子もつれ光子対は、絶対に破られない暗号や超高速計算など,従来の情報通信技術では不可能だった機能を実現する上で不可欠な光源である。 今回,2.5GHzの駆動用レーザーを独自の高純度量子もつれ光源に組み合わせるシステムを新たに開発することにより,雑音を増やすことなく,量子もつれ光の生成速度を30倍以上高速化することに成功した。 今後,市販の安価な光通信機器を用いた量子情報通信システムの構築が可能になるため,実用化に向けた研究開発が加速が期待される。
ニュース 新着もっと見る カニの殻由来の素材を半導体や蓄電池に ―半導体特性と蓄電効果が発現―... (3/26) 植物の細胞核を近赤外の自家発光で観察する... (3/25) AIを用いた水道管などの品質検査システムを開発... (3/21) 喫食中の顔表情からの感情推定 ーポジティブ感情をもたらすチョコモナカジャンボ... (3/18) がんの骨転移をCT画像から自動で検出するAIモデルの開発... (3/18) X線自由電子レーザーの極限的7nm集光を実現 -世界最高光子密度のX線レーザ... (3/18) 柔軟性に富む紙ベースの人工光電子シナプスを開発... (3/12) "光でポリマーが動く様子"をナノスケールでリアルタイムに観察... (3/8)
書籍案内購入はこちら 干渉計を辿る 著者 市原 裕 価格 3,000円(税抜) 第11・光の鉛筆 著者 鶴田匡夫(ニコン) 価格 5,500円(税抜) コンピュータビジョン 最先端ガイド6 著者 藤代一成,高橋成雄,竹島由里子,金谷健一,日野英逸,村田 昇,岡谷貴之,斎藤真樹 価格 1,905円(税抜) Excelでできる光学設計 著者 中島 洋 価格 3,909円円(税抜) シミュレーションで見る光学現象 第2版 著者 Masud Mansuripur訳:辻内 順平 価格 6,000円(税抜) レンズ光学入門 著者 渋谷 眞人 価格 4,000円(税抜)