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アルマ望遠鏡が追う星のヒナ誕生までの10万年

 大阪府立大学,名古屋大学の研究グループは,法政大学,東北大学,九州大学,パリサクレー大学などと共同で,おうし座方向に存在する「星(恒星)を作る材料」が濃く集まった星の卵とも言える「分子雲コア」の成長の様子を調べるために … (続きを読む…)

宇宙項を小さくしながら,ゲージ対称性を拡大するメカニズムを,ヘテロティック超弦理論の内挿コンパクト化模型に於いて実現

 大阪市立大学の研究グループは,超対称性がプランクスケールで破れている超弦理論と従来の超弦理論との内挿コンパクト化模型に於いて,宇宙項の値を小さくしながら,現代素粒子物理学の基本原理であるゲージ対称性を拡大する新規なメカ … (続きを読む…)

レーザー光によりガラス表面を簡単にナノ加工できる技術を開発~光学部品に新しい機能付加の可能性~

 東京農工大学,ドイツのゲッチンゲン・レーザー研究所の研究チームは,ガラスの一種である「シリコン亜酸化物」表面に,高強度のフェムト秒レーザーパルスを照射するだけで,周期が200~330 nmのナノ構造体を表面から直接削り … (続きを読む…)

量子暗号通信技術を適用したゲノム医療向けシステムを構築・実証―ゲノム解析情報データのリアルタイム伝送とオンライン会議のデータ伝送に量子暗号通信技術を適用―

 (株)東芝,東北大学,東北大学病院の研究グループは,ゲノム医療の1つであるクリニカルシークエンス向けに量子暗号通信技術を適用したシステムを構築した。さらに,構築したシステムを用い,がん患者のゲノム解析情報(エクソームシ … (続きを読む…)

有機半導体の逆項間交差を理論予測~有機EL材料の開発加速へ~

 科学技術振興機構,理化学研究所,北海道大学の研究グループは,有機ELディスプレイなどに用いられる有機半導体の発光効率に関わる逆項間交差の速度定数をコンピューターによる量子化学計算で予測する方法を開発したと発表した。

光触媒材料中の見えない光生成キャリヤを可視化する方法を開発~AIによる顕微画像からの情報抽出~

 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業において,中央大学の研究グループは,ナノ秒の時間分解能を持つ位相差顕微鏡を開発し,統計的データ解析手法である画像回復の方法と組み合わせることで,光触媒などに頻繁に用いられる無機系 … (続きを読む…)

300 GHz帯無線トランシーバの省電力化に成功

 東京工業大学,日本電信電話(株)の研究グループは,5Gで用いられる28 GHz帯の10倍高い周波数である300 GHz帯を用いる超高速無線通信トランシーバの開発に成功したと発表した。