電場で誘起される旋光性を用いて結晶に内在する「時計回り、反時計回り」構造の空間分布を可視化 UPDATE:2020.09.16 (4年前) 東京大学,東北大学,株式会社村田製作所の研究グループは,結晶に内在する「時計回り,反時計回り」構造の共存状態(強軸性ドメイン)を可視化することに成功したと発表した。
強制力の働く調和振動子が奏でる光の回折的振る舞い UPDATE:2020.09.16 (4年前) 理化学研究所,高輝度光科学研究センターの研究チームは,周期的外力が働く調和振動子として記述される古典的な力学系において,調和振動子の固有振動数がゆっくり変化する場合,外力の周波数に対する力学系の応答が光の回折と同じ振る … (続きを読む…)
第23回光設計賞,受賞者が決定 UPDATE:2020.09.15 (4年前) 日本光学会 光設計研究グループ企画の「第23回光設計賞」は,9件の応募に対する審査の結果,受賞者を決定したと発表した。 ○光設計優秀賞 ・「ミリ秒時間分解能X線CTのためのマルチビーム光学系の開発」 矢代 航(東北大学 … (続きを読む…)
波長222 nm紫外線が新型コロナウイルスを不活化する効果を発見~感染対策への応用へ期待~ UPDATE:2020.09.07 (4年前) 広島大学の研究グループは,紫外線照射装置Care222™(KrClエキシマランプより出力された紫外線をフィルターにより狭波長とした222 nmをピークとする200~230 nm領域の紫外線ランプ,ウシオ電 … (続きを読む…)
金属イオンを添加するだけで,二酸化炭素固定化酵素の触媒活性を向上させることに成功! UPDATE:2020.09.07 (4年前) 大阪市立大学の研究グループは,二酸化炭素をピルビン酸に固定化し,リンゴ酸を生成する反応を触媒するリンゴ酸酵素の活性に関して,アルミニウムイオンを添加するだけで向上させることに成功したと発表した。
国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟とジオスペース探査衛星「あらせ」での観測により、「電子の豪雨」現象の原因を解明 UPDATE:2020.09.07 (4年前) 早稲田大学理工学術院の鳥居祥二招聘研究教授は,研究代表者であるCALETの観測成果により,国立極地研究所を中心とした宇宙航空研究開発機構(JAXA),茨城工業高等専門学校,名古屋大学,京都大学,金沢大学,電気通信大学な … (続きを読む…)
液体材料による色鮮やかな発光を実現 UPDATE:2020.09.07 (4年前) 早稲田大学の研究チームは,常温下で液状の液体有機半導体と量子ドット水溶液を組み合わせることで,液体材料ベースで極めて色鮮やかな発光を示すデバイスの開発に成功したと発表した。この手法により,自由に形状が変形できる液体の利 … (続きを読む…)
逆転の発想でSiCパワー半導体の高品質化に成功 UPDATE:2020.09.07 (4年前) 京都大学,東京工業大学の研究グループは,省エネの切り札と言われるSiC(シリコンカーバイド)半導体で20年以上にわたって大きな問題になっていた欠陥(半導体の不完全性)を一桁低減し,約10倍の高性能化に成功したと発表した … (続きを読む…)
擬二次元ペロブスカイト薄膜からの室温連続レーザー発振~新しいレーザー光源の可能性~ UPDATE:2020.09.04 (4年前) 九州大学,Changchun Institute of Applied Chemistry(中国)の研究グループは,有機・無機ハイブリッドペロブスカイトレーザーにおけるレーザー作用の抑制因子を解明することで,室温・空気 … (続きを読む…)
金属イオン間の電子の授受で極性構造を制御 UPDATE:2020.09.02 (4年前) 東北大学,東京工業大学の研究グループは,特殊な電子状態に起因して極性構造を示すペロブスカイト型酸化物,バナジン酸鉛(PbVO₃)とコバルト酸ビスマス(BiCoO₃)の固溶体において,組成変化により,巨大な体積変化を伴う … (続きを読む…)